モンゴル夜間撮影

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早いもので、もう師走になってしまいました。このところロケに追われて、ブログ更新も滞ってしまい失礼しました。さて、今月のFlyFisher誌の巻頭は9月に行ってきたモンゴル紀行を掲載しております。観音開きを折り込んだちょっと贅沢な作りです。その最後のページに掲載している見開きの写真は、夜中に撮影したものです。とても明るく昼間のようでしょう。下の写真も同じ時に撮ったもので、星の存在を省いたら全くの昼間です。なぜこのように明るくきれに写るかというと、満月の光が太陽と同じ働きをしているのです。僕たちが野営をした数日間がちょーど満月の日と重なり、夜はライトいらずでとても幻想的な世界が体験できました。それとデジカメが高感度撮影に強いという利点があるからです。夜中ゲルの中からはい出して(昼間の疲れでなかなか目が覚めなかった)三脚を立て、カメラにレリーズをセットして長時間露光の開始。その間、星空を見つめていると時々流れ星がすーと落ちていくんです。零下に下がった気温の中で物音一つしない空間。草原と切り立った岩山に月の光があたり鈍く光るその光景。なんと不思議な世界です。露光が終わると、もうすっかりダウンジャケットの表面が氷りのように冷たく、あと1カットもう1カットと進めていたら、本当に体の芯まで冷えてきたので、そそくさとゲルに入り寝袋に潜り込んだ次第でした。

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