ここに登場したのは奈良の渓流で撮影したイワナちゃんです。20cmほどの顔つきには、まだあどけなさが残っています。キョロキョロっとあたりを見回すかわいい目がこの写真のポイントです。生き物は目が命だと言われますが、魚ももちろんそうです。目が生き生きとしていれば元気に魚を写し出すことができますね。そこには魚を弱らせない! ことが重要になるわけです。釣れたらすぐさまネットに収め、水から上げず、水面に浸した状態で写真を撮るようにしましょう。もし体半分が水面上に出ていたら、時々、乾燥しないように水をかけてあげます。撮影は短時間に集中して行ってください。魚の元気バロメーターは、目の状態です。黒眼が下の方によっていればまだ元気な状態ですが、中央によってきたら危険信号です。その場合は弱ってきている状態なので、すぐ流れの中に戻して新鮮な水を与えてください。「撮らせていただく」という配慮を忘れずにいい写真を撮ってくださいね。

