津留崎健 (つるさきけん)

津留崎健は「自然と人間の共存」をテーマに、世界のフィールドで撮影を続けている写真家です。中でも釣り写真の分野においては、国内外で高い支持を受けており、その視点は津留崎流として親しまれています。淡水から海水に至る美しい水辺での撮影をライフワークとして、自然、人物、水中と幅広い被写体を取り入れ作品作りをしています。

1960年

福岡県久留米市生まれ。
洋画家である父の影響で、小学校時代より九州の山々に通い始め、自然と接する機会を持つ。その頃に渓流で初めて出会った山女魚の美しさに魅了され、渓流釣りを始める。後に淡水から海水へと釣りの魅力に惹かれ、大学在学中より取材を重ね雑誌の誌面を飾る。また、水辺で生きる人たちの肖像写真にも力を入れ取材に当たる。

1983年

九州産業大学芸術学部写真学科卒業後、上京し津留崎写真事務所として本格的に写真家活動を始める。「自然と人間の共存」をテーマにアウトドアフォトグラフィーを志す。撮影フィールドは山岳地帯から、数十メートルの海底にまで及ぶ。

1986年

世界各地のウィルダネスをフィールドにフライフィッシングの写真を撮り始める。また、様々な角度から捉えた視点は、釣りを芸術の域にまで高めたとして評価され、この頃より雑誌の表紙、巻頭グラビアを担当する。

1990年

日本写真家協会奨励賞受賞。

1994年

◆世界各地の自然を舞台にした日本初のフライフィッシング写真集「WATER GAMES」(つり人社)を出版、雑誌フォーカスに掲載され話題を呼ぶ。写真展「WATER GAMES」を東京、大阪ペンタックスフォーラム、福岡天神FMガヤ、池袋アムラックスにて開催。

1995年

◆アメリカの原野で釣りをする人達の肖像写真を集めた「魚に会いに出かける午後」写真展を銀座ニコンサロンで開催。写真集「魚に会いに出かける午後」みずきPHOTO-CDを出版。同タイトル作品が神戸ファッション写真美術館に永久保存される。

1997年

◆フォトエッセイ集「Catch&Release」(大栄出版)、YMOのメンバーである高橋幸宏氏との共著を出版。

1999年

◆写真集「フライフィッシングの世界」(つり人社)を出版

2006年

◆写真集「幸福の森 2700kmフライフィッシングの旅」(つり人社)を出版。「幸福の森2700kmフライフィッシングの旅」写真展を全国6カ所のキヤノンギャラリーで開催。

2008年

BSジャパン「写真家たちの日本紀行〜未来に残したい情景」出演
◆第17回 熊本県五木村・少年時代に出会う旅
◆第18回 宮崎県・清流のある風景
◆テレビ東京「秋分の日スペシャル・写真家たちの日本紀行〜未来に残したい情景」出演

2014年

写真集「絶景・日本の釣り」(つり人社)を出版

2015年

◆「絶景・日本の釣り」写真展を新宿コニカミノルタギャラリーで開催。
◆テレビ西日本番組「美の鼓動」に出演
◆「Tamagawa 東京ネイチャー」(つり人社)大都市東京を流れる多摩川の素顔に迫った写真集を出版
◆「Tamagawa 東京ネイチャー」写真展を、キヤノンギャラリー銀座を皮切りに、札幌、福岡、名古屋で開催

2016年

◆ナショナルジオグラフィック・日本版10月号の表紙及び特集グラビア18ページに「多摩川」大都会のふるさと、が掲載される。翌月にはナショナルジオグラフィック・フランス版11月号に同ページが掲載される。

◆「Watery Moments フライフィッシング水辺の動静」2016年度 岡田紅陽写真美術館・写真企画展 津留崎健写真展を開催。
近年は、多誌の表紙・巻頭グラビア撮影を担当しながら、自然環境と釣りをテーマにした撮影や水をとりまく原風景の写真制作に取り組み、海外メディアとの交流、テレビ出演などを手がけている。

出版物


Tamagawa・東京ネイチャー(2015)

絶景・日本の釣り(2014)

幸福の森(2006)

Water Games(1994)

“Catch & Release"(1997)

フライフィッシングの世界(1999)

魚に会いに出かける午後(1995)